みてみてin高松
 芸術をみる/体験リポート 


香川芸術フェスティバル2000参加作品
 劇団「四季」ファミリーミュージカル

ふたりのロッテ


平成12年10月26日(木)に県民ホールで劇団「四季」による「ふたりのロッテ」の公演がありました。

パンフレット表紙両親の離婚により、お互いの存在を知らずに育った双子の姉妹、ロッテとルイーゼが「子供の森」で出会いました。二人はパパとママと四人で一緒に暮らせるようにと願い、お互いに反対の家に帰ってしまうという計画をたて、実行しました。
パパの再婚話もありましたが、最後には二人の計画通りパパとママは仲直りして、四人はめでたく一緒に暮らせるという感動的なお話です。

小さい子供さん連れの方が多かったのですが、皆驚くほどお行儀が良く、一生懸命舞台に見入っていました。

芸術祭参加ということで、料金も普段の劇団「四季」の公演の半分の料金だということでした。宣伝があまりなく、知らない人も多かったというのが少し残念です。

一流の劇団の芸術、しかもすばらしい内容のものに触れるということは、とても価値があることだと思います。大人も子供も一緒に感動し、生きていくために大事なもの、例えば人間のやさしさ、家族のあり方を見つめ直したのではないでしょうか。
もっともっと高松で、このような催しがたくさんあるといいなと思いました。