このような背景には一体なにがあるのでしょうか。

バブルがはじけてからも、豊かになった生活様式には物が溢れ、
留まることなく行き交う情報に埋もれながら利便性を求める社会の風潮は何らかわっていない。

大人達がそのまま変わらないことを夢見て、子育てに及んだ結果ではないであろうか。

夢を託すあまりにマニュアルを求めさまよう大人達は、ゆとりを無駄と省き、
塾・習い事で遊ぶ時間を子供達からもぎ取り、彼らが生まれながら具えている
感性で行動する素晴らしい成長の芽を摘み取ってはいないだろうか。

パソコンをうつ手を止めて　戸外に出てみませんか。

親子・仲間で自然の中に身をおき、散策するもよしスポーツするもよしで、
日頃の慌しい言葉足らずの部分を補ってみてはいかがでしょうか。
心と身体が健康でさえあればお互いにより深い信頼関係と協調性がうまれ、やさしい思いやりの心が育つでしょう。